MESSIAH
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ネオンの裏に腐敗が息づき
格差と暴力が壁を共有する街――テオシティ
法の外に立つ者たちが、今夜も動く
あらすじ
2XXX年。人類は第5次産業革命の波に飲み込まれた。 テクノロジーは神の領域に達し、政府は「ニュー・ワールド・オーダー」を宣言。 史上初めて、たった一つの権力が全人類を掌握した。 だが――進化の光が強いほど、影は深くなる。 富める者はさらに富み、持たざる者はさらに奪われた。 街は腐り、暴動は日常となり、秩序という言葉は意味を失った。 政府は鎮圧のため、精鋭執行機関【オーダー】を組織。 しかし、それでも混沌は止まらなかった。 限界を超えた政府は、ついに禁断の法律を施行する。 「犯罪者を制する者に、報酬を与える」―― こうして生まれたバッジも制服も持たない非政府組織は、 いつしか市民の間で【ヴァルガル】と呼ばれ、影の中の秩序となっていた。
ネオンの裏に腐敗が息づき、格差と暴力が壁を共有する巨大都市。天匠カンパニーによって設計・管理されたこの街は、表向きには理想的な文明都市として機能している。
精鋭執行機関
ORDER
政府直属の精鋭執行機関。ナンバリングは強さの証明であり、序列そのものだ。
存在すら極秘とされる最高位。特務・極秘任務のみを遂行する。動いた時点で、何かが終わる。
各自が政府から直接任務を与えられる超エリート。組織というより、個の集合体。その実力は参・弐を大きく超える。
大規模暴動や凶悪犯罪に特化した精鋭部隊。参では手に負えない案件に投入される、一段上の暴力装置。
最前線の鎮圧部隊。暴動制圧から犯罪者の排除まで、街のあらゆる「乱れ」を叩き潰す。市民が最も目にするオーダーの顔。
ギャング
404 FAMILY
スラムの住人にドラッグを流し、裏稼業の斡旋・回収・用心棒などあらゆる非合法ビジネスを担う。零時街にそびえる廃墟ビルを拠点とし、内部は迷宮のように改造されたダンジョンと化している。
天匠カンパニーへ賄賂を流すことで街の支配を維持。幹部クラスへの薬物供給も行う。その庇護のもと、オーダーですら悪行を黙認せざるを得ない。
最高幹部
GHOST
404ファミリーを裏から統括する最高幹部。構成員はわずか3名。いずれも素性は不明で、表舞台に姿を現すことは一切ない。
混線と攪乱を司る存在。情報も戦場も”歪める”。その影響下では、いかなる通信も戦術も信用できなくなる。
過去の遺物を扱う危険人物。禁じられた技術と力を保持する。その手に渡ったものは、すべて凶器となる。
全体を統制する指揮系統の中枢。404ファミリーの動きは、すべてこの存在を経由する。最も危険で、最も見えない。
天匠カンパニー
TENSHO COMPANY
都市インフラ、建築、AI、医療、ネットワークまであらゆる分野を掌握。「快適な生活」と「技術による進化」を掲げる、テオシティの設計・管理企業。
市民をデータとして扱い、違法実験・情報統制を実施。政府と結託し、すべての行動・思考・生活を制御する“完全統制社会”の実現を目論む。
404ファミリーへの資金・保護提供、政府との癒着。三者が絡み合うことで、テオシティは完全な腐敗都市として機能し続ける。
RYO
KISARAGI
テオシティのスラムに捨てられた、身元不明の孤児。
ヴァルガルによって拾われ育てられた。
遥か昔の日本――サムライの生き様に憧れ、
武士道精神を己の信条として胸に刻む、口数の少ない女。
文明が神の域に達した時代でも、刀を握る。
言葉より刃が、感情より義が、先に出る。